下田医院の自己PR
- shimodaiin
- 4月7日
- 読了時間: 2分
ご受診をお考えの方々に、当院の診療理念をお伝えしたく存じます。
当院のスタッフはみな中医学=中国流漢方を学んだものです。一般の西洋医学はまず診断をはっきりさせ、それに従い治療方針を考えます。当然のことですね、例えば細菌の感染症なら抗菌薬を、そしてウイルス感染なら抗ウイルス薬を考えるわけです。
それに対して、中医学の基本は「証」に対して治療方針を考えるのが特徴といえます。私は拙著で「証とは多変数の関数である」と表現しましたが、わかりやすく言えば、個々の患者さんが持っている特質や気候などなどによって柔軟に対応を考えることが基本姿勢であると言えましょう。
中医学の教科書をみますと、いろいろな指導原理が書いてあります。中医学というのは、長い歴史のなかで名医Aがこう言った、名医Bがああ言った・・ということを、戦後毛沢東が国家的プロジェクトとしてまとめ上げたものと感じられます。
このHPではそういった指導原理を、ボチボチ紹介していこうと思います。気長におつきあいいただきたく存じます。そんな気長に付き合ってられないと仰る向きには、拙著「落語的漢方のすすめ(2014中外医学社)」「オモシロ漢方活用術(2015中外医学社)」「漢方を本格的にはじめる(2021南山堂)」をご参照ください。(さりげに自著の宣伝でシメるという芸にて失礼いたしましたLOL)
院長 下田哲也
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